総会開催によせて

 

 

会長 高山 孝信

 

風薫るさわやかな季節になりました。今年度の総会は例年より少し遅い6月1日でありますが、『茨城県自閉症協会』のスタートを記念する設立総会として開催します。

何とぞ皆様の積極的なご参加をお願いいたします。

 

さて昨年度は@事業の積極開催、会員の参画と交流A情報基盤整備B新体制の準備と地域活動活性化を方針に掲げ活動して参りました。以下にその要点を記します。

 

@   日本自閉症協会の須田副会長をお招きした総会記念講演会のほかに、全国障害者問題研究会茨城支部と共催の「2007秋自閉症セミナー」を取手市で開催することができました。療育相談会を例年以上に多く開催でき、初めての会員交流事業として千葉市を中心としたバス旅行を実施することができました。

 

A   充実した内容の本会報を継続発行し、HPについては内容の充実化を図るとともに、掲示板を新設することができました。地域連絡体制の整備につきましては一部構築中かと思います。

 

B   一般会員にも参加いただいた検討委員会にて新会則案を策定し臨時総会において十分に議論し条文追加の上承認いただくことができました。新会則では1)会の目的の再認識、2)組織体制を明確化し今後の発展のための準備ができたと思います。地域活動の活性化につきましては、市町村レベルの県内全域までは未だ行き渡らない現状があるかと思います。この点につきましては長期的な視野で取り組んでいきたいと思います。

 

今年度につきましては、これまでの事業をしっかり継続し、新体制への移行をスムーズに進めることは言うまでもありません。それと同時に課題となっている地域の活性化について地区役員と協力して進めていきたいと思います。

 

「私たちの地域は福祉(行政)が遅れている」という声を聞くことがあります。しかし、福祉を進める大きな原動力は市民活動であります。各地域の会員の皆様が地域のコミュニティーに参画し積極的な市民活動を展開することによって、『自閉症児・者が地域でいきいきと暮らしていける』町づくりを進めていきましょう。県協会としてこれをバックアップするようにしていきたいと思います。

 

制度全体に目を向けますと、この数年で障害者自立支援法、発達障害支援法が施行され、特別支援教育も本格スタートし、目まぐるしい変化がありました。しかし、当事者および家族にとっては費用負担が増した、本当に必要な支援が受けられない、自閉症にとってはかえって後退では?という声を聞きます。また施設、作業所や教育関係者など様々な支援機関の皆様にとっても厳しい状況を強いている実態があります。

 

皆様の生の声を本部に伝え、全国の会員の声とともに大きな力にまとめて国に働きかけていく所存です。

 

以上が所信でございますが、今後とも会員の皆様のご協力をお願いいたします。

 

 

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